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【コラム】 徒然ガブリエル

先日の放送、第7話【真実を知る時】は、いろんな意味で、衝撃的な内容だった。

ストーリーに、こんな仕掛けがあったとはねw
確かに、DVD見た時には、このあたりから、話の内容が、「???」だったし。

この回が、物語のターニングポイントだったのねw納得w

私は、エヴァは、ビビアーナの”生まれ変わり”だと思っていたけど、そうではなかった。
それは、私の中に流れる仏教的概念が無意識にそう感じさせたものだ。

この物語の根底にあるのは、キリスト教思想。

キリスト教には、「来世に、生まれ変わる」とゆう概念はない。
その代わり、”復活思想”とゆう、大変、重要な教義がある。

この”復活思想”を、物語にあてはめた場合、
”ビビアーナ”が、その死後300年経って、”復活”した姿がエヴァ。。。
とゆう捉え方をした方が、より正確なニュアンスになるかもしれない。

仏的に言えば、”よみがえり”ですなw

ガブリエルは、この復活思想に懸けてきた。
ヴァンパイアになってしまったその身を、厳しく律し、神に赦しを乞い、
神の恵みをもってして、愛する妻、ビビアーナを復活させて欲しいと。。。

100年間、殺生をせず、その身を浄め、神の扉を叩いたガブリエルを、神はお赦しになった。
でなければ、ヴァンパイアである彼が、教会の中へ入れるはずがない。
そして、神は、ついに、ビビアーナを復活させ、ガブリエルに導いた。
”エヴァ”と、名前が変わっていて、本人も自覚がなかったけどねw

そのエヴァが、「自分はビビアーナだ。」と、やっと、目覚めた。
ここに、”ビビアーナ”が、復活したのである。

そして、それに、まるで、呼応するかのように、ピサロも目覚めた。。。

前回の話は、ここまでのシーンで終わった。

しかし、ちょっと待て。。。

「ピサロは、何故、この絶好のタイミングで、目覚めることが出来たのだろうか・・・?」

妙に不気味である。

ピサロが、300年前、ガブリエルの屋敷を襲った時、主のガブリエルではなく、
真っ先に、妻のビビアーナを殺した動機は、今回のエピでわかった。

ビビアーナの、そのまた200年前(通算500年前)の”ビビアーナ”が、
ピサロにヴァンパイアの呪いを掛けたからである。

では、何故、その時に、ピサロは、ガブリエルを殺さず、ヴァンパイアとして生かしたのか・・・?

ガブリエルなんか、ピサロにとっては、チョロイもんだろう。

私が推測するに、ピサロは、ビビアーナが、何度も復活することを想定していた。
ピサロもまた、”キリスト教徒”だからだ。基本的に。(神に大きく背いたままだけどw)

実際、500年前から、何度か復活したビビアーナを探しては、その度に、抹殺してきた。

しかし、ピサロは、いつ、どこで復活するかもわからない者を、しかも、何百年もの間、
ただやみくもに待ち、見つけて歩くのは、「めんどくせー」と、思っていたはずだ。

そこで、目をつけたのが、たまたま300年前に、ビビアーナが最も愛した夫、ガブリエル。

彼を、ヴァンパイアとして、生かしておけば、復活したビビアーナは、必ず、彼の前に現れるだろうと。

ピサロは、ガブリエルを、ビビアーナの復活を知らせる為の”囮(おとり)”に仕立てた。
これなら、ガブリエルだけを、張っていれば良い。

そして、ガブリエルに近づく人物、特に女性は、かたっぱしから、喰い殺してきた。

「それが、どうしてなのか?」ガブリエル自身は、わからなくて困惑してきた。
ピサロの存在すら、ガブリエルは知らなかったのだから。。。

ピサロは、「愛する者の復活を願う気持ち」や、
「愛する者を、深く呼び合う気持ち」を、巧みに利用したのである。

これを、”極悪非道”と言わずして、どうするよ?!と。
キリスト教圏では、こうゆう気持ちを犯罪に悪用するのは、それこそ、”大罪中の大罪”なのである。

しかし、ピサロは、まるで、お気楽に釣りでも楽しむかのように、
ガブリエルに、”ヴァンパイア”とゆう、どんなにあがいても外せない、
深く鋭い毒針を突き刺し、”時間”とゆう海に糸を垂らした。

そして、ガブリエルの張り裂けた心から流れる血に、
いずれ、復活し、呼び寄せられるだろうビビアーナを待った。

棺桶の中で、グゥグゥいびきをかきながら。。。

ガブリエルは、ピサロにとって、永遠に生き続ける生餌。。。

ビビアーナを呼ぶ為の。。。


そうとは知らないガブリエルは、ただひたすらに、愛するビビアーナの復活を神に祈り続け、
ついに、ビビアーナは復活し、ガブリエルの前に姿を現してしまった!!

ピサロにとっては、「してやったり♪」なのである。

だから、あのタイミングで、ひょっこり目覚められたのだ。。。


なんて妄想が、徒然脳内大爆走っ!!!


あぁ、ガブリエル、この300年間、どんだけ辛くても、
神を信じ、神に願掛けをしている身で、自ら命を絶つことも許されず、
「なんて、かわいそうな男なのね。 」とは、薄々思ってきたが・・・、


あぁー、ガブリエルっ!!!
ハンパなく、かわいそすぎるぅぅううぅぅ・・・・・・・・pen1_41.gif


ここに至って、ガブリエルの背負った、あまりにも皮肉な、悲しい運命が、
深く、リアルに、胸の奥へ沈んでゆく。。。(勝手にw)

ガブリエル自身も、自分の背負った、本当の”因果”を、知るだろう。

ガブリエルは、それを、どう受け止めるのだろうか?

ビビアーナのせいで、ヴァンパイアにされてしまった自分。
そのおかげで、この300年、どれほどの苦しみや悲しみ、
深い孤独感に苛まれてきたことか。。。

並みの”300年”ぢゃない。
それは地獄の淵を歩んだ300年。

愛した気持ちは、たちまち、恨みに変わり、
ビビアーナの復活を祈ったことさえ、後悔するのが人情だろう。。。

しかし、それでも、「愛している。」と・・・

そう、ビビアーナに・・・、言えるのだろうか・・・?



次回、第8話【よみがえった悪魔】は、
明日、1月24日(月)、午後10時からの放送です!




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5 Comments

Marimar says...""
まったく深読みもせず、ましてやまともに見てませんが、コメント。
ピサロって悪そうな名前だよねぇー。 ピサロって聞いて最初に思い浮かんだ名前がFracisco Pizarroというスペイン人です。 Hernán Cortésなんて人と一緒に有名なんだけど。
あと、がぶりえるって神様のメッセンジャーなんだよ。

以上。
名前でふと思ったことでした。 
なんか今回の記事とはあんま関係ないんだけど、なんかこうキリスト教とか因果とかそういうものをリマインドさせるものだったので、ついつい。
2011.01.23 04:53 | URL | #- [edit]
たっく says..."深い!"
私もね、なんでピサロがガブリエルをバンピーロにしたのか・・・ずっと考えてました。
いったいどんな恨みがあって、こうなったのか。

キリスト教的背景をもたない私ですが、こうゆう風に説明していただくと
Bailarinajpさんの推測には、すごく納得できます。う~ん奥深い。

ちなみに「お気楽テレノベラファンの私的発想」による推測ですが
(笑って聞き流してくださいね。)
まずピサロを演じてらっしゃる方が大御所の俳優(歌手?)であるということで
ピサロは単なる”極悪非道”なだけの人物なのか?という疑問が生じました。
(サントーリがゴンサロだった(爆)に通じる考えかたです。)
もう1つ、やばりブルーノの存在がどうしても気になるんです。
死を恐れる最も人間的人物として、不死のガブリエルの対極に置かれていますよね。
彼によってガブリエルの300年に渡る苦悩がクローズアップされます。
・・・では、ピサロのガブリエル以前の200年はどうなんだろうか?
呪いをかけられたんですから、もちろん彼も苦悩してるのでは・・・(まっ自業自得なんですけれど)
そこで、ピサロは自分に死をもたらしてくれる相手としてガブリエルを選んだのではなかろうか・・・
彼の愛を利用して自分に復讐させるために。

な~んてことを妄想しております。
が、肝心のガブリエルのビビアナへの想いあるいは苦悩についてはどうなんだろう~妄想が働きません(汗)

このドラマは私がこれまで見てきたテレノベラとは全然ちがっているので
(これはテレノベラじゃないですからね)
もの凄~く考えながら(妄想しながら)見ています。
明日はどういう展開が待っているのか!楽しみです!
2011.01.23 15:19 | URL | #- [edit]
Bailarinajp says..."Re: はいっ!Marimarくぅ~ん! 君、正解ですw"
この物語の”ピサロ”は、
そのフランシスコ・ピサロ(Fracisco Pizarro)、ご本人さまでーすw

ピサロは、インカ帝国を滅ぼした、”鬼畜悪党””悪の権化”として、
ペルーあたりでは、今も悪名高いですよね?

そのピサロがですね、インカ帝国を襲撃したおり、殺戮のさなかで、
皇帝付きの巫女(シャーマン)に、ヴァンピーロの呪いをかけられ、
ピサロは、アメリカのヴァンパイアの始祖になったとゆう設定でございまふw

この皇帝付きのシャーマンが、”ビビアーナ”だったと。
仏的に言えば、ビビアーナのご先祖さまにあたるわけですなw

でも、キリスト教には、”ご先祖さま”って概念もないんだろうね?
だから、”因果応報”ってゆうのも、仏教概念であって、
キリスト教は、そうゆうのないんだよね。。。

あくまでも、「森羅万象、すべては、神のご意志」なのだから。

”ガブリエル”は、キリスト四大天使のひとり名前ってのも、正解♪
これは、以前、びちさんへのレスにも書いたけど。

キリストの四大天使は、「ラファエル、ミカエル、ウリエル、ガブリエル」

ちなみに、仏教の四天王は、「持国天、増長天、広目天、多聞天」って・・・、
関係あらへんがな。A--*)

Chayは、ダンス・ウィズ・ミーで、”ラファエル”って役だったでしょ?ヾ(^m^*)

今回、”ガブリエル”をやって、
キリスト四大天使のうち、二人の天使の名を制覇したんだじぇいwwwv-221

ある意味、神がかってるだろ?これってwww

2011.01.23 23:20 | URL | #- [edit]
Marimar says...""
なーる。
為になるのぉ~。 しかしご本人とは。。。
昔のスペインのPeseta札の裏にはたしかPizarroとかCortésが書いてあったんだよね。 札の裏って歴史上の重要人物とか、英雄とかじゃん?
これみたら、ラテアメの人怒ったりして。。。 なーんて思いましたけど。

2011.01.24 00:49 | URL | #- [edit]
Bailarinajp says..."Re:Marimar"
歴史上、インパクトのある人物ってのは、
「自国では英雄」、「他国では悪党」ってのが、セオリーなのかもw

あの吉良上野介だって、郷土では”名君”の誉れ高い人物だし。

ドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュだって、
故郷ルーマニアでは、他国からの侵略を阻止した英雄だからねw

詳しくは、過去記事、「ヴァンパイア雑学」を読んでくりv-238

http://chaydemicorazon.blog94.fc2.com/blog-entry-254.html



2011.01.24 01:25 | URL | #- [edit]

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